もし
神様があらわれて
何か一つ願いをきいてくれるというのであれば
私はあなたと二人で
流星がみてみたい
それが願いです。
風が少し冷たくてもかまいません。
言葉がなくてもいい。
ただ、あなたの呼吸のぬくもりを隣に感じながら
空を見上げていられたら、それでいい。
星が流れるその瞬間、
時間が止まったように感じられて、
この世界に私たち二人しかいないような――
そんなひとときを、ほんの少しだけ。
なにもいらない。
ただ、心が触れるくらいの距離で。
たとえば、世界の静けさにすこし溶けるような、
そういう時間を。
いままで何度もなんでも
心と心の世界ではそういうことがありました。
実際には
肌にふれたこともないのに、
心の中では
もっと近くまで結ばれていて
なんどもなんども
一つになれたような気がした。
それを一度でも同じ空の下で
確かめてみたい
あの光が、夜の静寂を裂いて走るとき。
誰にも気づかれずに、
ほんとうに大切なことだけを、私たちの間に
そっと、落としていってくれるような──
そんな流星を、
あなたと、いま、隣で見てみたい。
それが、
今の私の、たった一つの願いです。
☆昨夜もそうだったんですが、以前の自分なら毎夜なかなか眠れなくて苦しんでいたところ。それが今じゃ、夜中に目覚めて喜んでいる自分がいる。あの人が私を呼んでくれたのかな・・とか超ポジティブ思考・・人生とは不思議なものですね。