心だけで深く繋がっている状態って、不純物が一切ない、
でも、
だから、綺麗なままただ飾っておくのではなく、
いま、あなたの声が聴きたい。
あなたの微笑む顔が見たい。
ただ同じ景色の中で息をして、
そのやわらかな手を握りたい。
そして、あなただって……
これほど深く繋がっているんだから、
あなたの恐れや不安も
言われなくてもわかってあげなきゃいけないとは思っている。
でも、僕はあえて、その透き通った氷に、あなたの言葉のシロップをこぼしてほしいんだ。
真っ白で冷たい氷の山に、
銀色のスプーンを差し込んだときの、あの「サクッ」
あなたの声帯から響くその振動が、
心の中に大切に飾られた完璧な氷は、その美しさゆえに、
僕はあなたの記憶が薄れてしまうことが何よりも怖い。
だから、あなたの声で、あなたの温度で、
とけないうちに、一緒に食べた記憶がほしい。

(レセプターⅡ 第三章「会えない時間」ドラフト)
☆急に涼しくなってきましたね。今日は昼に駅裏を歩いていたら突然の雨にやられました。