ハクショウの窓になりたい

ハクショウとは、いつも少し不思議な距離感で関わってきた。
一緒にいても、どこか遠くを見つめているような人だった。
無理に近づこうとすると、ふっと風のように離れてしまう。

でも、ある日ふと思った。
それは「拒絶」じゃなくて、「探している」のかもしれないって。

だから私は、ドアじゃなくて窓になりたいと思った。
押し開けなくても、そっと覗き込めるような。
時には、世界の広さを感じられるような景色を見せる存在に。

私には、少しだけ長く生きたぶん、
知っていることや、通ってきた道がある。
何かを教えたいわけじゃない。
ただ、必要なときに、風のように届けばいい。

たとえば、あなたが壁にぶつかったとき、
その壁の向こうに道があることを、
この窓を通して気づいてもらえたら。

でも同時に、私もまた、
ハクショウの見ている世界や、心の動きに救われてきた。
まっすぐすぎて見えなくなっていた景色を、
その澄んだ目で思い出させてくれる。

だから、私は窓でありたいけれど、
風が通り抜けるその向こう側で、
あなたからも何かを受け取りたい。
新しい風を、まっさらな光を。
あなたにしか見えない世界を、教えてほしい。

そうして、互いの窓を通して、
見える景色が少しずつ広がっていくなら、
それはきっと、どちらにとっても力になる。

私の知っていること、感じてきたこと、
悩んだ夜、立ち止まった朝、
そのすべてを風に乗せて――
私は今日も、窓のようにここにいる。
そして、あなたの風が、ここに届くことを、心から願っている。

☆今日は、家の人たちは、高校野球の応援(学校全体で応援するやつ)に行っていたようです。サイトをみたらなんと地区大会優勝で次は甲子園?

☆私はようやく今週中に楽曲を申請できるかも・・がんばれ>>自分!

☆私の中のハクショウさんは、月曜からお休みかな?と思える日がなかったような気がするので、今日おやすみ日であると信じたい・・穏やかな一日であればよかったです!!